2021年 東北大学編入体験記

その他
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はじめ

こんにちはMです。まずは自己紹介をします。
受験学科、コース : 電気情報物理工学科 応用物理学コース
出身コース : 情報システムコース → 応用科学コース
学科順位 : 3年 3位、4年 1位
併願大学 : 東京都立大学 SD学部 電子情報システム工学科
部活や資格 : 数理科学愛好会 会長、TOEIC 655

編入のきっかけ

情報系のコースに入ったにも関わらず、物理学に強い興味が湧いて、その中でも超伝導について研究してみたいと思ったため。
また、東北大学を選んだ理由としては、

  • 実家からの距離
  • 超伝導において高いレベルの研究を行える

などを考慮して選びました。

受験勉強について

勉強の仕方

勉強に関して、ネットにある映像授業をメインに使用してインプットを行い、アウトプットに関しては参考書を使用して問題を解いたり、友達同士で教えあったりして行いました。

私が受験期に差し掛かった頃に流行りのウイルスが流行し、映像授業という概念がスタンダートになり、YouTubeといった映像配信サイトにも多く投稿されました。
私自身の経験論から、既に知っている人から教えてもらうのが一番効率が良いと思っていたので、このビックウェーブに乗って映像授業を見漁ってインプットや知識整理を行いました。
インプットの注意点として、過度な時間行わないことが大切です。ある程度の理解があれば問題は解けますし、より多くの問題に触れることで自分の弱点を詳しく分析することができます。弱点を分析してからの知識整理は丁寧に行い、弱点をなくしていくことが大切だと思います。

アウトプットでは、ただ解いて間違えた問題をそのままにしておくのではなく、夜寝る前にその日と一週間前に間違えた問題を再度読んで、なにどのように間違えたのかを反省するようにしていました。この習慣を作るために間違えた問題などをメモするようになり、前述した弱点分析する際にとても役立ちました。

過去問の使い方

過去問の使い方についてですが、私は過去問は過去問だと割り切っていたため、問題のクセを掴むことに重点を起き、完璧に解くといったことに重点は置いていなかったです。クセといっても意味不明だと思うので詳しく述べます。

私の考えるクセは二種類あり、一つ目のクセは出す分野のクセです。
1つの教科でも大学によって出やすい分野と出にくい分野があります。このクセを教科ごとに掴み、出やすい分野を重点的に勉強するように意識がけることが大事です。
二つ目ののクセは、書き方のクセです。
問題を解くには、その問題を解くのに必要な前提知識を頭の中から引っ張り出す必要があります。これを正確に且つ素早く引き出せるかどうかが試験では重要です。そのため、

  • この問題をこういう風に書くのか
  • この理論を説明問題として出すのか

などを分析することが大事です。
これらを知っておくことで前者であれば、参考書の問題に対して『大学入試ではこう書かれるだろう』と予測できたり、後者であれば、『その理論と同じ重要性のある理論の説明をできるようにしておく』など勉強方法にも指針が立ち、問題に必要な知識を正確に参照できる能力を効率よく勉強することが出来ます。

数学

東北大学の数学は、

  • 数列、数学的帰納法
  • ベクトル、空間図形
  • 解析学(微積分、微分方程式)
  • 線形代数

のうちから3題出題されています。微積分の問題に数学的帰納法を用いるなどの複合問題もよく出題される傾向にあると思います。
数学は、どんな問題に対しても正しい順序で解を導き出す力を要します。この順序建てを正しく行えるように、はじめに前述した分析を行い、その後演習をこなす必要があります。編入向けの参考書が充実しているので有効的に活用しましょう。

インプットや知識整理に使用した参考書・動画

演習に使用した参考書

線形代数大全

弊高専では線形空間の分野には詳しく触れないため、この2冊を使って勉強しました。まとまった説明かつ、例題の解説が分かりやすいため、線形空間だけでなく編入で必要な知識を全体的に整理することが出来ました。

基礎微分積分学

解析学で編入に必要な説明がほぼ全部書いてあるといっても過言ではない良書です。説明が丁寧に記述されているため、極限や微積分の定義といった曖昧にしがちな部分を明瞭化することが出来ます。私は後述する照井准教授の動画を見ながら読み進めました。

Akitoさんの大学受験数学の動画

プレイリストのURL

東北大学では、大学数学の基礎にあたる高校過程の数学の問題もよく出題されます。しかし弊高専は、受験が目的でないため、高校過程の数学はあまり詳しく踏み込みません。それらの詳しく説明されない内容を、分野ごとに丁寧に解説してくださっています。私は空間図形やベクトル、数列などを視聴しました。

照井章准教授(筑波大学)の数学動画

照井准教授は、微積や線形代数などの講義を公開してくださっています。分かりにくい定義の説明を分かりやすく解説してくださっているため本当にオススメです。しかし対面講義の録画なので、動画が少し長いのと、雑音が多いのがデメリットだと思います。
私は微積1、2を視聴しました。講義内で教科書を紹介されていますが、調べると評価があまり高くなかったので、基礎微分積分学を使用しながら視聴しました。

編入数学入門 : 講義と演習

編入数学において最強の演習書の1つです。編入試験の過去問を基に、高校過程の数学問題を出してくれて、かつ、解説が信じられないほど丁寧にしてくれています。分野ごとの初めには簡単な説明も書いているため、受験直前の知識整理にも有効的でした。
私は、数列と空間ベクトルを中心に3周解きました。

編入数学徹底研究 : 頻出問題と過去問題の演習

入門と同じく最強の演習書の1つです。大学課程の編入試験ライクな問題を解くことができます。
私は、東北大学は確率や応用数学は出ないため、それ以外の章を4周解きました。後述する編入数学過去問特訓でも同じなのですが、章末にある実際の過去問は東北大学と都立大学(旧首都大学東京)以外は一切解きませんでした。これは過去問の使い方でも述べた通り、他の大学の過去問を解く必要性を感じていなかったためです。

編入数学過去問特訓 : 入試問題による徹底演習

名前の通り様々な大学の過去問を解くことが出来ます。この参考書は過去問分析の際に使用しました。

やさしい理系数学 三訂版

前述した通り、高校過程の問題を解く必要があるため、この問題集を解きました。問題数は多くないのですが、難易度はとても高いです。加えて、東北大の編入には出なそうな問題も多数存在します。そのため、編入数学入門 : 講義と演習を解いてから、余裕があったら解くことをオススメします。

演習 線形代数キャンパス・ゼミ 改訂6

この参考書では、写像や線形空間に関する問題を中心に解きました。編入数学徹底研究だけでは線形代数の演習量が足りないと感じたため、この参考書を解きました。やさ理と同じく、を解いて余裕があったら解くことをオススメします。

物理

東北大学の物理は、

  • 力学
  • 電磁気学
  • 熱力学 or 波動

が出題されます。説明問題も出題されるため、問題を解くだけでなく、定義の理解も要します。

物理は、数学をある程度理解してから臨む必要があり、加えて、定義を理解するのと、問題を解くのでかなりギャップがあり、最初は躓きがちな教科だと思います。しかしギャップがあるからこそ、定義の理解と問題を解く思考のプロセスを乖離させないことが大切です。問題を解く際にただ式を追うのではなく、どのような原理の基この式が出ているのかを説明出来るようになると、大学のクセがついた類題も解けるようになります。
今苦手だと感じている方も、誰もが最初は出来ないのでめげずに頑張りましょう。難しいからこそ、努力が報われて難しい内容を理解できた時の喜びもとても大きいので、学んでいてとても楽しくなると思います。
私は、解いて出た疑問を無くすため、物理が専門の先生にお願いして週1度、質問する時間を作ったりしていました。その他にも、友達と解く範囲を決めてそれぞれ解いた問題を解説することで理解を深めたりもしました。

インプットや知識整理に使用した参考書・動画

演習に使用した参考書

新・物理入門

高校生向けに微積分を使って物理を説明してくれているため、初学者にとてもオススメ。これを読んで物理学への価値観が変わってしまい応物を志望したくらい良書なので、物理が苦手だと感じている人は一度読んでみてほしいと思います。

力学,小出 昭一郎

小出さんの力学本です。初学者が読むには少し難易度が高いように感じました。演習力学を終えた後に知識補完として読むことを強く勧めます。

電磁気学の考え方(物理の考え方 2)

砂川さんの電磁気初学者向けの参考書です。数学のある程度の知識があれば読むことができます。物理の本は1周読んだところであまり理解することができないので、根気強く繰り返し読みましょう。
私は、一度読んでから「」を見て再読しました。講義の動画が恐ろしいほど分かりやすいので、再読した際は内容が嘘みたいに定着していきました。

熱力学,松下 頁

松下さんの熱力学の参考書です。電磁気同様、理解に時間のかかる分野ですが、丁寧に説明を書いているので初学者にも読みやすいです。

物理のエッセンス 力学・波動

物理の王道入門問題集です。問題の前には簡単な説明も載っています。
私は、波動を中心に3周しました。
電磁気と熱力学が載っている別冊もあるのですが、エッセンスだとどうしても高校課程の理解になってしまうので、他の大学課程の内容を扱った問題集を使用しました。波動に関しても、エッセンスに書いてある解説だけでなく、新・物理入門を参考にして波の式を立ててみて結果を考察するなど、発展的な理解を心がけていました。

良問の風 物理頻出・標準入試問題集

大学受験向けの発展的な参考書です。受験勉強終盤に、波動の問題を中心に解いて内容の整理を行いました。

新・物理入門 問題演習 改訂版

新・物理入門 問題演習 改訂版の演習本です。物理は数学と違って、編入問題ライクな問題が載った参考書がないため、どうしても大学の二次試験や編入試験の過去問を頼りざるを得ないのですが、この参考書は大学入試の2次試験の問題が詳しい解説付きで載っています。
私の分析では、新・物理入門の波動を理解していれば十分だと考えていたので、波動は特に反復して解きました。

演習力学[新訂版]

力学で1番オススメの参考書です。章ごとのまとめも綺麗に纏まっていて、寝る前や受験当日の電車でお世話になりました。
私は、1、2周目は全ての問題を、3周目は間違えた問題のみを解きました。それ以降は弱点克服 大学生の初等力学に参考書を移しました。移した理由は弱点克服の項で述べます。

電磁気学演習[第3版]

電磁気の演習書として初めに解くことをオススメします。
力学同様、まとめが優秀で、演習自体は1周+間違えた問題を1周しました。それ以降は力学同様弱点克服 大学生の電磁気学に参考書を移しました。

弱点克服 大学生の初等力学

この参考書は、様々な大学の力学の過去問が載っています。この参考書は過去問が沢山載っている反面、誤植がとにかく酷いです。そのため初学者がこの参考書をつかって学習するのはあまりオススメしません。

演習力学からこの参考書に移した理由を述べます。先ほどから述べている通り、数学では徹底研究などの編入向けの参考書が跋扈しているため、
編入ライクな問題 × 過去問の分析
という学習の仕方ができるため、受ける大学の分析だけで本番でも正しい知識を引き出せると思っていたのですが、物理には以上のような参考書がないため、
一般的な参考書 × 過去問の分析
に加えて、編入の問題に触れなければならない考え、この参考書を解いていました。
目的は「編入問題に対して、一般的な参考書の知識を正しく引き出せるようになる」なので、もし問題を間違えても、この参考書の解説は一切読まず、力学であれば演習力学を、電磁気なら電磁気学演習の類題を参考にして解き直していました。

弱点克服 大学生の電磁気学

力学と同じく、電磁気の過去問が載っています。但し、力学よりも誤植が多いです。
力学と同様な使い方をしました。

熱力学 エントロピーを理解するために (フロー式 物理演習シリーズ8)

1日1章すすめれば1ヶ月で終えることができる良書です。東北大学では説明問題も出るので、理論の理解と演習を併せてできるこの参考書を重宝しました。

化学

東北大学の化学は、

  • 理論化学 or 化学熱力学
  • 有機化学
  • 無機化学

が出題されます。基本高校課程の理解で問題を解くことができます。大学課程の化学が含まれている場合、誘導が親切なイメージがあります。
ここまで偉そうなことを長々と書いてきましたが、化学が最も苦手な教科なのに加えて、逃げてばかりいたので大して勉強をしませんでした。そのため、結果も悲惨で2割取れていればいい方だと思います(笑)。

インプットや知識整理に使用した参考書・動画

演習に使用した参考書

鎌田の理論化学の講義 改訂版

これ含めて紹介する3冊がDoシリーズと呼ばれ、とても有名だったのでチョイスしました。この参考書に入っている問題を2周しました。

鎌田の有機化学の講義 四訂版

1番苦手でした。
主要な部分を理解して暗記せずに問題を解いてしまい、案の定挫折しました。今思えば大事な部分を覚えてから本書を読み込み、その後に問題を解くと効率が良かったんだろうな、と後悔しています。

福間の無機化学の講義 四訂版

この分野は無限暗記編です。東北大学でも穴埋めがよく出るので、重要な単語だけでなく、単語の周りのキーワードと一緒に覚えると本番でも引き出しやすいです。
暗記がとにかく苦手なので本当に苦労しました。しかし、苦労したおかげか本試では無機だけが回答に自信がありました(笑)

かずきさんの動画

実際に家庭教師として働いているときに使っているテキストを使って、化学の分かりにくい部分をわかりやすくおしえてくださっています。
化学嫌いだった私が少し前向きに勉強できたのはこのひとのお陰なのでとても感謝しています。

化学(化学基礎・化学)基礎問題精講 四訂版

大学受験の入門的な参考書です。半ば化学は諦めていたので、(1)(2)で出てくる基礎問題だけは完答できるように、理論と有機を1周と間違えた問題を何回か解き直しをしました。

英語(TOEIC)

東北大学を受験するにあたって、英語はTOEICのスコアを使います。そのため、事前(願書提出の1年前までのスコアのみ有効)に受験してある程度の点数をとっておく必要があります。
私は、学校で初めて受けた時に、誇張なしに何も読めなかったので初めに単語の勉強をしました。次に公式問題集で模試を行ったら単語力だけでは文章が読めないことに気づきスタサプを使い、文法の基礎を学びました。その後は、スタサプにある問題をベースに、本番を解く度にでる反省点を踏まえて、でる1000やトレーニングを補助的に解いて点数を上げていきました。

使用した参考書・動画

もうひとりで頑張らない。TOEICオンラインコーチスタディサプリENGLISH
スタディサプリ ENGLISH

関正生先生の授業と実践的な問題を解くことができます。文法が苦手に感じている人は一度無料期間中に文法講座を受けてみることをオススメします。
スタサプだとディクテーションをキーボードを使って行うのですが、あまり意味を感じなかったので手で書いてディクテーションを行っていました。

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問

有名な文法問題の演習書です。間違った際は、その文の構造をなるべく分解して間違えた理由を探すなどしてリーディングの得点の底上げを行いました。

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のセンテンス (TOEIC TEST 特急シリーズ)

最初に触れた単語帳です。単語帳は変える必要はない!と、英語ができる人から耳が痛くなるほど言われたのでこれしか使っていません。センテンスは名前の通り文章があり、文章内の新出の単語を説明するといった形式なので、文章の構造分析の練習などもこの単語帳を使って行いました。

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 6,7

TOEICは形式が特殊なので、本番に似た問題を解くことは必須です。公式から出版されているので、リスニングも公式の音声が使われていたりするのでとても練習になります。一度だけ解いても意味がないので、何度も解いて完璧に理解することを心がけるのが良いと思います。

公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リスニング編

リスニングに苦手意識があったので、リスニングに特化したこの参考書を選びました。問題の形式としては1セクションにパート1からパート4までの問題が数問ずつあって、1日1セクション解くような形式になっています。
私はこの1セクションを全てディクテーションして、その後前日に解いたセクションと現在のセクションのシャドーイング行い、リスニング力の底上げを目指しました。時間もかかるしとにかく辛いので精神もやられかけましたが、1ヶ月でリスニングを260→350に上げることができました。オススメです。

試験当日

当日といいつつ、受験期を踏まえて色々感じたことを書きたいと思います。

学校の成績について

東北大学の配点は

  • 共通科目(数・物・化・英) → 400点
  • 面接と調査書 → 300点

となっていて、調査書内の成績も重要になってきます。逆に私のように一教科で躓いても、成績で挽回する余地があります。そのため日頃から成績には気をかけておきましょう。

TOEIC受験について

私が4年生になる時に流行りのウイルスが流行して、TOEICの受験が抽選となり、受験前の運ゲーに勝たないと点数を得る資格すら得られないような状況でした。受からなければ一ヶ月(無い月があれば2ヶ月)間本番を受けられないため、落ちたときのモチベーション維持はとても大変でした。そんな時は必要以上に模試をやってみるなどして、モチベーションを保つ努力をしていました。

願書の提出について

編入試験は、基本的に過去問や願書などの必要書類は自分で取り寄せる必要があります。志望する大学が決まったら、受ける年の募集要項が出ているかどうかを常にチェックするようにしましょう。
願書提出の際、調査書といって成績や研究内容を記す書類の提出を求められます。急に頼むと迷惑になるので、担当教員に事前に相談して書いてもらうようにしておくと良いと思います。

精神状態の管理について

受験勉強による極度のストレスによって、軽く人間不信になってしまい誰とも話せなくなってしまったり、勉強が全く手につかなくなることがありました。更にその勉強していない自分が嫌になり、ストレスが重なってしまうという負の循環ができてしまい、抜け出すのにとても苦労しました。
このような事態にならないためにも、辛いときはスグ誰かに言ったり、匿名のアカウントなどでつぶやくなどして発散することや、しっかりとした睡眠時間の確保、適度な娯楽の摂取は必ず行ってください。

試験当日(1日目)

1日目は数学・物理・化学の試験があります。午前中に2教科、午後に1教科実施されます。
朝9:00から試験が始まるため、この時間に合わせて受験期も睡眠すると良いと思います。
例年はわからないのですが、今年は試験後に問題用紙も回収されたので問題の詳細は掲載しないこととします。
この日は、化学の悲惨さに絶望して落ち込みながら家に帰りました。家に帰ってからは面接内容の復習や、口頭試問対策のために研究で使用している量子力学と固体物性論の本を読んで復習しました。(口頭試問があるのは情物の中で応物コースのみ)

試験当日(2日目)

2日目は面接のみの実施です。集合時間は前日同様早いので注意が必要です。時間は15分で、うち5分は口頭試問です。応用物理の面接は基本的には研究室ごとに一人ずつくらい教授がいらっしゃっるため、10~15人ほどと面接を行います。
行きの電車や待っている時間は、入りたい研究室の教授の名前を噛まないようにずっと唱えていました(笑)。
聞かれたことを雑にまとめたので貼っておきます、参考にしてください!

  • 受験番号、名前、志望動機を教えてください
  • あなたの今の研究は超伝導とは関係ないと思うのですが、それはどうお考えですか?
  • 超伝導はいつ頃から興味を持った?小学生とか?
  • 研究内容が物理学だったので、専門の教授の方からの専門的な質問(答えられなくても大丈夫ですよ。と優しく言ってくださった。)
  • どういった理由と目的で転コースしたの?(情報→物理への転コースを行ったため)
  • 成績アップのために、なにか勉強方法を工夫したりしたのですか?
  • 私たちは数学の問題をみてないんですけど、私たちに問題と答え方を簡単に教えてください。
  • 数学以外のテストの結果はどうでしたか?
  • 入った後のキャリアはどうお考えですか。
  • 併願校はどこですか。合否はどうでしたか。(合否関係ないです。と先に言われる)

口頭試問はなかったです。
「数学の問題を全部教えてください」だったり、研究関連のことを深く聞かれても、教授方は優しいトーンで質問してくださるので、リラックスして答えることができました。

後日

6日後くらいに合否がでます。メンタルが弱いので自分で見ることができず、友達からのラインで合否を知りました(笑)

さいごに

ここまでただただ長い記事を読んで頂きありがとうございます。
総じて言いたいのは、

  • 受験仲間との一緒の勉強や他愛のない話は大事
  • 学校の成績は大事

ということです。これから東北大学を目指すみなさんを全力で応援しています。頑張ってください!

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